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2013年10月22日 (火)

雑誌「サイゾー」11月号・コメント掲載

雑誌「サイゾー」11月号に、私のコメントが掲載されていますので、ご紹介しておきます。

http://www.cyzo.com/i/2013/10/post_14835.html

特集「タブー白書」中、在日コリアンに関する「差別」についての63ページに掲載されていますので、関心のある方はお読みいただければと思います。
コメントの趣旨としては、民族差別の問題は、単なる「差別」問題という狭い文脈で固定的に見るのではなく、社会の中でその実態をとらえるべきだというものです。「差別意識」の背景を深く見る必要がありますし、そのように見ていけば、潜んでいる問題は、実は決して「差別」という局面でのみ現れる特有のものではないことを、感じていただけると思います。

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2013年10月 7日 (月)

京都朝鮮第一初級学校襲撃事件・判決(民事)

京都の朝鮮初級学校(小学校)に対し「在特会」が街宣をかけた事件で、以下の判決が出ました。事件内容も含め、下記をご参照ください。

(時事ドットコム2013年10月7日より一部引用)
在特会の街宣は「人種差別」=ヘイトスピーチと認める-賠償命令も・京都地裁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013100700032

 京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)周辺での街宣活動で業務を妨害されたなどとして、学校を運営する京都朝鮮学園(同市右京区)が「在日特権を許さない市民の会(在特会)」と関係者9人を相手取り、半径200メートル以内の街宣禁止と計3000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、京都地裁であった。橋詰均裁判長は在特会の街宣は人種差別に当たるとし、同範囲内の街宣禁止と約1226万円の支払いを命じた。
 学校側は街宣をヘイトスピーチ(憎悪表現)と認定した上での賠償を請求。在特会側は街宣は表現の自由により保護されると主張していた。
 橋詰裁判長は、「在特会の一連の行動は在日朝鮮人に対する差別意識を訴える意図があり、人種差別撤廃条約に盛り込まれた『人種差別』に当たる」と、事実上ヘイトスピーチだと認定。「違法性があり、人種差別行為に対する保護及び救済措置となるよう(賠償額は)高額とせざるを得ない」と述べた。
(以下略、以上引用終わり)

 私もこの街宣は何度も映像で見ましたが、ひどいものでした(とくに、小さい子どもにとっては恐怖でしょう)。そのような行為に対して民事で今回のような判決が出ることの意味は、非常に大きいと思います(なお刑事事件判決及び「ヘイトスピーチ」の刑事的問題点については、参考に、前田朗教授のブログへのリンクを貼っておきます→ http://maeda-akira.blogspot.jp/2012/01/blog-post_12.html )。

 私もまだ今回の判決全文を読んでいませんが、読んだ後にさらにコメントをするかもしれません。とりあえず今日は速報ということで、アップしておきます。原告、支援者、弁護団の皆様、まずは、お疲れさまでした。これを機に、子どもが安心して通える/子どもを安心して通わせられる環境が整うことを祈っています。

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