「祖国と母国とフットボール」文庫化のお知らせ!
以前このブログで何度か取り上げた慎武宏さん著「祖国と母国とフットボール ザイニチ・サッカー・アイデンティティ」が、このたび朝日新聞出版から「増補版」として、文庫化されました。
(出版社HP)
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=14985
(同HP紹介より・・)
北朝鮮代表入りした鄭大世。日本国籍を取得、日本代表入りし2011年アジアカップ決勝戦で決勝点となるボレーシュートを決めた李忠成。
日本で生まれ育った在日コリアンサッカー選手が選んだ、正反対のふたつの道――。
「蹴球は朝鮮の国技」と教えられる在日コリアンにとってのトップスポーツは野球ではなく、貧しくてもボール一つあればプレイできるサッカーだった。
朝鮮高校は日本のサッカー強豪校を次々破り在日コリアンたちを熱狂させ、その熱狂の中から数々の在日コリアンJリーガーが誕生する。
Jリーグで活躍しナショナルチーム入りする段階で、ある者は日本国籍を取得し日本代表入りし、ある者は北朝鮮代表、韓国代表となった。
その過程における様々なドラマを、祖国=韓国・北朝鮮への思いと母国=日本への思いを軸に描き出す。
本文庫版では鄭大世が北朝鮮代表、李忠成が日本代表として対戦した2011年のW杯アジア予選日朝戦について触れた章を増補。
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本当にお読みいただきたい、おすすめの一冊です。皆様ぜひ、ご購入ください!なお、私の名前もどこかに出てきます(・・所属事務所名は取材当時のものですが)。
あと、チュンソン!代表復帰、ブラジル行きを、心から願っています!
(過去のブログ記事)
http://lawyer-m.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-21fe.html
http://lawyer-m.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-baf2.html
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