« 供述の信用性評価手法について:最高裁H21・4・14判決(無罪) | トップページ | (情報提供)八王子自動車教習所破産手続開始決定・債権者集会期日 »

2009年4月16日 (木)

「多磨全生園・<ふるさと>の森 ハンセン病療養所に生きる」(柴田隆行著・社会評論社)

「多磨全生園・<ふるさと>の森 ハンセン病療養所に生きる」(柴田隆行著・社会評論社)を読了しました。

多磨全生園は、東村山市にある、ハンセン病療養所です。私が修習生のころハンセン病判決・控訴断念運動があり、また私の修習先事務所(=のちの勤務事務所)の弁護士がハンセン病弁護団だったことから、連れていってもらったこともありました。訪問先のおばあちゃんにおみやげにもらった自家製キムチの味が、今でも忘れられません。

この本は、その全生園を包む「森」に焦点をあてています。
ハンセン病に対する偏見、迫害、隔離を見つめ続け、その歴史により生い茂った森、です。
たまにそばを通りますが、考えはじめると、その含意に圧倒されます。

ハンセン病問題は過去の問題ではありません。決して、終わっていないのです。

一度、目で見て、中に入って身体で感じていただきたい、そんな場所です。

|

« 供述の信用性評価手法について:最高裁H21・4・14判決(無罪) | トップページ | (情報提供)八王子自動車教習所破産手続開始決定・債権者集会期日 »