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2009年2月21日 (土)

多摩地域の司法ネットワークが抱える課題[外国人相談編]

今日は八王子クリエイトホールで、八王子市の「外国人専門家リレー相談会」(http://www.tokyo-icc.jp/relay_soudan/japanese_2008.html)でした。
私も弁護士として参加したのですが、多摩の司法ネットワークが抱える課題の一つをまた実感して終わることとなりました。

多摩地域の抱える課題とは…

通訳が必要な方(日本語での相談が困難な方)について、さらなる継続的相談が必要なときに、多摩地域に、通訳をつけられる弁護士相談窓口が、実は、ない(!)のです。

なのでどうしても必要な場合は自分で受けて(しかし、これもさすがに限界があります)通訳ボランティアさんを探すか、はるばる四ツ谷の弁護士会相談センター(http://www.horitsu-sodan.jp/s_center/yotuya2.html、英語・北京語のみ)、法テラス(http://www.houterasu.or.jp/tokyo/content/gaikoku.pdf、英語・北京語のみ。毎週木曜13〜16時)を紹介するしかないのです…

もちろん四ツ谷まで行けない方もおられますし、これでは地域の受け皿が不十分なのは明らかです。昔は立川の法律扶助協会(現・法テラス)で外国人専門相談をやっていたのですが、それもなくなり…

この点は早急になんとかして相談拠点を作る必要がある、と声を大にして言いたいのと、そもそもこのような相談の(きちんとした)受け手となれる弁護士を、多摩地域で、もっともっと育成する必要があります。誰か、多摩に来て、一緒にこの課題に取り組みませんか!

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