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2007年10月 8日 (月)

多民族共生教育フォーラム2007

11月4日に東京・新橋で開催される「多民族共生教育フォーラム2007・東京」のご案内です。

詳細は東京フォーラム実行委員会ブログ
http://2007tokyo.blog113.fc2.com/blog-category-1.html
をご覧ください。

(以下、フォーラム開催案内より転載)

<プログラム>
○11月4日(日)多民族共生教育フォーラム
 会 場:東京国際交流館 国際交流会議場
 *「新橋駅」から「ゆりかもめ」で16分、「船の科学館駅」東口より徒歩3分
 *ポルトガル語・英語・スペイン語の通訳もします。
 参加費:資料代として1500円(学生1000円)
 時 間:午前10時~午後5時
     午前9時半  開場・受付開始     
     午前10時~ ビデオ上映/開会のあいさつ/基調報告
     午前10時半 「日本各地の取り組み、外国人学校からのメッセージ」(兵庫、愛知、沖縄、群馬、神奈川、埼玉、東京など)
      午後1時~ 「外国人学校に通う子どもたちからのメッセージ」
     午後2時10分~ パネルディスカッション 
  「多民族・多文化共生教育へのロードマップ――外国人学校の制度的保障」
  <コーディネーター>丹羽雅雄さん(弁護士)
  <パネラー>田中 宏さん(龍谷大学教授)/阿部浩己さん(神奈川大学法科大学院教授)/春原直美さん(長野県国際交流推進協会)/(国会議員)他
     午後4時半~ 「2007・東京アピール」
※「外国人学校で学ぶ子どもたちの写真展」同時開催

○11月3日(土)プレシンポジウム「日本の学校/地域の中の外国籍の子どもたち」

・王慧槿さん(多文化共生センター東京)
・金光敏さん(コリアNGOセンター) 
・リリアン・テルミ・ハタノさん(子どもくらぶ「たんぽポ」)
 会 場:在日本韓国YMCA 9階ホール
  (JR「水道橋駅」徒歩6分、地下鉄「神保町駅」徒歩7分)
 時 間:午後4時~6時
 参加費:資料代として500円
*ポルトガル語の通訳有

○11月3日(土)全国交流会
 時 間:午後6時30分~8時
 会 場:在日本韓国YMCA 
  (JR「水道橋駅」徒歩6分、地下鉄「神保町駅」徒歩7分)
 参加費:3000円/学生1500円(事前申し込み必要、当日支払い)
○11月5日(月)外国人学校訪問
午前~
  参加費:500円(交通費・昼食費は自己負担/事前申し込み、当日支払い)
  コース ①埼玉コース(ブラジル学校、埼玉朝鮮学校)
       ②東京コース(枝川朝鮮学校ほか)
       ③神奈川コース(横浜インターナショナル・クリスチャンアカデミーほか)
  *各コース定員20名

<11月4日「東京フォーラム」への呼びかけ>

いま日本には、さまざまな国籍(188カ国)の外国人が200万人以上暮らしています。
朝鮮学校や韓国学校、中華学校をはじめ、ブラジル学校、ペルー学校、インド学校、インドネシア学校、フィリピン学校、アメラジアンスクール、ドイツ学校、フランス学校、インターナショナルスクールなど外国人学校210校以上が、北海道から沖縄まで全国各地にあり、外国にルーツを持つ子どもたちが学んでいます。

外国籍/日本国籍の民族的マイノリティの子どもたちにとって、親からの言語や文化を継承し学ぶ学校は、重要な教育機関です。しかし外国人学校には、日本の公立学校・私立学校と異なり、国庫からの助成はいっさいありません。

2005年9月、当時唯一の外国人学校協議会があった兵庫県で、全国の外国人学校がはじめて集まって「多民族共生教育フォーラム」が開催されました。2006年11月には、多くのブラジル学校がある愛知県で、第2回目のフォーラムが開かれました。
これらのフォーラムが契機となり、「外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク」が結成され、政府や地方自治体への働きかけ、学校間の交流、外国人学校に対する市民支援など、さまざまな取り組みが各地で始められました。

今年11月4日、東京において、全国各地のさまざまな外国人学校が一堂に会して第3回フォーラムを開催します。外国人学校が直面している困難な問題を、「日本社会の課題」として、「多民族・多文化共生社会」を実現するための「共同の課題」として発信し、外国人学校の制度的保障を実現するための「市民提言」を提案します。国会議員や自治体関係者と共に、その具体的な方策を議論し、「多民族・多文化社会」を生きる子どもたちの未来を、共に考えます。

外国人・民族的マイノリティの子どもたちの教育に関心のある市民の参加を呼びかけます。

◆主催◆「多民族共生教育フォーラム2007東京」実行委員会(代表:阿部浩己)
◆共催◆外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク(共同代表:林同春/田中宏)、NPO多文化共生センター東京(代表:王慧槿)
◆後援◆兵庫県外国人学校協議会/静岡県外国人学校協議会/日本ブラジル学校協議会(AEBJ)/ブラジル大使館/ペルー総領事館/東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター

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