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2006年7月30日 (日)

チョン・テセ(川崎F)初ゴール!

 「週刊サッカーダイジェスト」8月8日号を読んでいたら、73ページ(J1リーグホットライン)に、

川崎フロンターレの鄭大世(チョン・テセ)選手(http://www.frontale.co.jp/profiles/2006/mem_16.html)が、7月19日の鹿島アントラーズ戦でJリーグ初得点を決めた、という記事が載っていました。

 彼は朝鮮大学校出身・Jリーグ1年目の、在日コリアンの選手です。

    おめでとう!  

 さて、彼のような在日コリアンの選手は、各チーム1名のみの通称「在日枠」という準「外国人枠」のような選手枠でプレーしています。

 この枠でJリーグでプレーしている/していた選手には、たとえば

 朴康造(パク・カンジョ、ヴィッセル神戸、http://homepage3.nifty.com/kangjo/)

 安英学(アン・ヨンハッ、元名古屋グランパスエイト他、現釜山アイパーク(韓国Kリーグ)、http://www.yeonghag.info/j/)

 李漢宰(リ・ハンジェ、サンフレッチェ広島、http://www.lee-hanjae.net/)

などの各選手がいます。

 私はパク・カンジョ選手とアンヨンハッ選手のファンです。パク選手は、ヴィッセルは今年は残念ながらJ2ですが、今シーズンはFWでプレーしているようで、28節終了段階で7点をあげているようです。アン選手も、Kリーグ初ゴールをあげたようですね。

 私はこの枠の存在を、パク・カンジョ選手について書かれた「AWAYに生まれて 在日のサッカー選手・朴康造の挑戦!! 」(崔仁和著・集英社、http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=30972218)で知りました。

 そのほか在日枠について書かれた本には、「コリアンサッカーブルース」(藤井誠二著・アートン、http://www.artone.co.jp/books/031.html)などもあります。

 私は、このような枠の存在は本来おかしく、日本社会で育ち、サッカーが好きでプロサッカー選手を目指している在日コリアンは、日本人(日本国籍保有者)と同じ条件でプロになれるようにすべきだと思っているのですが、この「在日枠」問題については次に機会があるときに、このブログでもより突っ込んで考えてみたいと思います。

 とにかく今日はチョン・テセ選手に、プロ初ゴールのお祝いと、これからのプロ生活へのエールを贈ります!

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