« 片山徒有さん講演 | トップページ | フランス新移民法(2) »

2006年6月25日 (日)

フランス新移民法(1)

今日の夕方、NHKの「海外ネットワーク」を見ていたら、フランスの「新移民法」について特集していました。

フランスは従来、「不法入国」者でもフランスに10年間居住し続けた場合、在留資格が得られることになっていました。しかし最近の移民増加に対応するなどの理由から、そのような扱いを廃止する立法がされた(=新移民法)のです。

この立法の是非にまず議論がありますし、またそれに伴いいろいろな問題が出てきているようなのですが、とりあえず以下に中日新聞の記事を引用します。とくに、当該「不法移民」の子どもをどう扱うかという点に着目して記事を読んでいただきたいと思います(記事によると、今回の立法で救済される「不法移民」の子どもは全体の2%、だということです)。

(以下引用)

http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20060618/mng_____kok_____003.shtml
仏・新移民法が成立
進む選別 滞在許可、条件厳しく
 【パリ=牧真一郎】「移民を選別する」として野党や人権団体などから批判を受けていたフランスの新移民法案が16日夜、仏上院で可決、成立した。

(中日新聞6月18日)

|

« 片山徒有さん講演 | トップページ | フランス新移民法(2) »